2015年9月27日

検問



ライダーに対する検問はお馴染みだけど、今日は事件でもあったのかな@Governor's Driveのマニラ記念公園(墓地)付近。パトカーや警バイが何台も停まってて物々しい。

警官「止まれ〜!」
(´・ω・`)「あい」
警官「免許証と車検証見せて」
(´・ω・`)「はいはい」
と書類の入った財布を出そうとズボンのポケットに手を入れた途端、いきなり腕を掴まれた! 若い警官が、腰の拳銃に手をかけながら真剣な表情で睨んでる。こんなの昔ホールドアッパーに襲われて以来。すげえ力で掴まれてるし、おいら超ビビって全く身動き出来ね。。。
警官「何を手にしてる?」
(´・ω・`)「え、財布ですけど」
警官「ゆっくり出せ、そのまま…」と腕を導かれて財布を出す。凄まじい緊張感。警官は財布を見て、安堵の表情で「オーケーオーケー、すまんな」。

日頃物笑いのネタにしてるケーサツだけど、命かけてるのは判った。



投稿者 wax : 15:18 | 日常・その他



2015年9月6日

Marinduque ツーリング 3



>>「Marinduque ツーリング 2」の続き

【8/30朝】
スッキリ目覚めた6:00AM。昨夜、いつどうベッドへ入ったのかは覚えてないw 部屋に、おいらとレジー氏以外の3人は居ない。外へ出ると、昨日とは打って変わって良い天気♪ 砂浜へ行くと、起きた者が Bahay Kubo で駄弁ってた。「お早う。コーヒー追加するわ」。と〜っても静かだ。地形的にそうなのか、たまたま凪の時間だったのか。とにかく波音が全くしておらず、向こうで遊んでいる家族の声がはっきり聴こえる。良い所だねえ。



ポンポンポンとエンジン音を響かせながら、バンカーボートが着岸した。このリゾート施設の渡船サービスらしい。



「あれじゃ20人は乗れないなw」「ハハハ」「昨日走った時、ほとんど他の車が走ってなかったよね。ジプニー、トライシケル、トラックが少しだけ」「ああ、そう言えば。島唯一の幹線道路なのに」「ここ、産業が全然無くて貧乏だから。道沿いに家も畑も工場も無い」「なるほど〜。ところで、朝ご飯の後に少し泳ごうかな」「んー時間無い。帰りの船2:30PM。島を回ってジンダーのトコでランチだから、すぐ出なきゃ」(ノ∀`)アチャー

レジー氏がフラフラとキタ。目が真っ赤に充血してて、気分悪そう。煙草を一本吸い終える事もなく、コーヒーは要らねと部屋へ戻って行った。「昨晩あいつ、携帯で誰かにずーっと同じ事を繰り返し喋ってたな」「ビール煽りながらすごかったぜ。茶化すと殴られそうだから放っといたけどw」

朝ご飯を終えて出発の準備。「レジーさん大丈夫?」「あまり… お前スゲー飲んでたのにピンピンしてんな」ナハハ (^^ゞ おいらとドンドン氏がケツ持ちしますよ。さて〜、今日は晴天下でぶっちぎり! 路面が結構荒れてるので、舌を噛まぬよう注意しながら走る。レジー氏はとっくに前へ行ってしまった。息子を後ろに乗せてるジェフ氏が最後尾に付く。何かと思ったら、息子にカメラを構えさせてた。おお海沿いだ!



やっぱバイク ( ・∀・)イイ!! 道沿いで籾を干してる農夫さんや、遠足で歩いてるらしき児童たちが、ハーイと手を振る。我々もハイハーイ!

再びジンダー氏の別荘へ着いた。メシの準備が進む中、隊長の「船は4:30PMの便へ変更する」発言に、皆ブーイング。これだと 7:30PM ルセナ到着後、完全に夜間走行で帰宅する羽目になるからだ。むぅ、おいらは日付が変わる前にダスマへ帰れるだろうか? 「この家の方によれば、2:30PMの便は船が小さいんだって。全員乗れないかもだぞ」。ま、仕方ない。でも少し泳ぎたかったな。。。

昼食後、皆さんは昼寝してるけど、おいらは眠れない。煙草を買いに近くのサリサリへ。店を覗くと、小学校低学年くらいの女児がポツンと座ってるので、奥へ向けて「Tao po〜! (直訳:人間です|意訳:ごめんください)」と声を上げれば、女児が「Anong gusto mo? (何をお求めですか?)」と訊く。「ええとマルボロ1本」「4ペソです」「ありゃ小銭無い。20ペソで…」「Sandali lang po (少々お待ち下さい)」と奥へ行って、16ペソ釣りを持って来た。ライターを探してると、マッチ箱を差し出された(@@;





さらばマリンドゥケ。短かかったけど、思い出に残る走りだった。フェリー船の乗り方も分かったし、今度は1人でゆっくり訪れてみたい。Thank you very much, Rizal Backriders!!



投稿者 wax : 23:23 | バイク・車



2015年9月5日

Marinduque ツーリング 2



>>「Marinduque ツーリング 1」の続き

【8/29朝】
船の席は風がビュウビュウ吹き抜けて寒い。でもって眠い。最初から椅子に座らず、床へ転がってしまえば良かった。最早どこにもスペースは空いてない。便所へ行く度、踏んづけぬよう注意を払う。断続的に、眠りへ落ちてはビクッと起きるのを繰り返しながら夜が明け、おお島が見えてキタ。皆寝不足気味だろうに、自撮りしたりと元気いーなー。船内放送が響き渡り、隊長が「Let's go, let's go, riders!」と声を上げ、車両甲板へ向かう。港が迫って来て気分が盛り上がる。気の早い何人かは、既にエンジンを始動して発進態勢。「7km走って朝メシ!」。ゴルゴルゴルと接岸作業が完了して、次々に船外へ出る。Terminal Fee の半券を係員に渡して、フェンスの脇を出た目の前がハイウェイ。

全員上陸したのを確認して出発! 峠道をクネクネ曲がりながら遅いトラックを何台か抜くのだけど、いずれも超オンボロ車で田舎だなあ。路面の舗装状態は思ってたよりマトモ。峠を越えるとガラ空きの全開モードで、お前ら速杉www!! 有り得ない加速をする Yamaha Fino の3人については、後ほど改造の詳細を問い詰めねば。あっという間にしんがりだ。ドンドン氏の KTM 200 Duke と一緒に、のんびり行こ♪

さて朝メシは、お店じゃなくてどこぞのお宅!? 「ココはジンダーの別荘。彼は今回一緒に走らないけど、食事の一切を手配してくれる」はぁ、すげ〜。「ヘイ、クリスマスパーティー以来だな」と巨体なインド人現る。おひさ〜 (^o^) 食後直ぐに出発。「今度は50km。着けば寝られるぞw」。空模様がぁゃιぃ…

途中、Santa Cruz 町で小休憩。登校時の高校生がたくさん歩いてて注目を浴びた。男子は Suzuki SkyDrive や Yamaha Mio に目を輝かせながら、我々ライダーに物怖じもせず質問を浴びせてる。マックは愛人が同伴してるにも関わらず、そこら中の女子に声を掛けて一緒に写真を撮りまくってる。「あれ完全にビョーキね」。隊長に同意だけど、やっぱイケメンは得やな〜(妬

海沿いのリゾート施設に着いた。空はいよいよ真っ暗で、バイクを駐めた途端にドシャアアアアアア!! ひゃーグッタイミーン! エアコン付きの4人部屋は1人当たり400ペソだって、安いね。便所は綺麗で水もちゃんと出る。温水設備が無いのはお約束。レジー氏は荷物を置いてジャケットを脱ぐと、ベッドへ身を投げ出して数秒後にいびきをかき始めた。隊長「ボクも寝ます、おやすみ」と。

、、、おいらも横になったけど寝付けない。そりゃそーだ。1人外へ出て一服 (-。-)y-゜゜゜雨は小ぶりになったけど、今日は泳ぐの無理っぽい。ぶらぶら歩いてると、ドンドン氏がいた。「さっきはしんがりにお付き合い頂いてスンマソン(^_^;)」「いやいや無問題。疲れたねー、ビール飲もうよ」。うほほ〜い♪ すぐ近くのサリサリで腰を落ち着けて、キンキンに冷えたサンミゲルをぐびぃ〜っ、超うめええええええ! 二人顔を見合わせて爆笑。最高ですなあ。



彼はおいらと同年代で、工場設備部品の販売会社を経営している。日系企業とも取引してるらしく、一昨年だか前に関西地方へ出張した時の写真を Facebook で見た事がある。自分の仕事と被る部分も有り、しばし情報交換。昨年チームを脱会したエルヴィス氏が戻って来た経緯や、同じく脱会したバーニー氏が対人事故を起こして現在係争中にて、彼も重傷を負って療養中、などという話しも聞く。以前ドンドン氏の愛車は大型のスーパースポーツ Yamaha YZF-R1 だったけど、今は 200cc の軽二輪。「モンスターバイクはもう要らないw のんびり走るのが一番。アレなら妻も後ろに乗ってくれるし」。俺も YZF-R6 は…いや、今この話はしない。最近加入した若いのに危なっかしいのがいる、などとおっさん同士会話が弾む。1時間くらいで3本飲んだ。「ジンダーからテキスト着た。もうすぐ飲み会ネ」。

いつの間にか駐車場にマツダのピックアップ・トラックが停まってて、部屋の前でジンダー氏が「おいドニー、起きろ!」とドアを叩いてる。「眠いヨ〜」とヘロヘロ出て来た隊長は、車へ押し込まれ拉致されてしまった(@@; バルコニーに設えられた宴会場では何人かがカラオケの準備をしている。程なくしてホゲエエエ〜♪と酷い歌声が大音量で響き始め、早々に避難してベットでバタンキュー。

気がつけば午後2時で、宴は盛況中。それにしても、歌が下手クソな連中だ凸! 雨は相変わらずの降り具合。



「ささ、ビール飲んで」、プハアアァ〜っ目が覚めた! (`・ω・´)シャキーン 「相変わらずだなw」「へっへっへっ、エルヴィス。また漏れのチンタラ走りに付き合ってもらうからな」「ハハハ、ノープロブレムw 楽しく走ろうぜ。やっぱ、お前らとこの雰囲気だよなあ」。

「ホレつまみ追加」と、鶏のアドボが入った大きなタッパーをドンと置かれる。「食器洗うの間に合わねってよ、Kamay na lang(手づかみで)」美味い旨い♪ でも熱いお ^^ ベトベトになった手は、雨樋から落ちる雨水で洗えばおk。海で泳ぐ訳でもなし、バイクで走る訳でもなし、ひたすら酔いが回ってゆく。これでいいのか? これでいいのだ! (゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャ

【滞在したリゾート施設】
Rendezvous Beach Resort
Address: Marinduque Circumferential Road, Brgy. Poctoy, Torrijos, 4903 Marinduque
Tel: 0921-964-5506


>>「Marinduque ツーリング 3」へ続く



投稿者 wax : 23:16 | バイク・車



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