2015年1月17日

2007 Yamaha YZF-R6



ボ〜っと時計を見ると午前8時過ぎ。今日は仕事無いから、もうちょい。。。再びまどろみへ浸ろうと寝返りを打ってると、外でガンガン!門を叩きながら「Tao po(人間です)」の声。家賃はおととい払っただろー、ていうか大家さんの声じゃない。無視していると、ガンガン「タオポ〜」としつこい!なんじゃー!!フラフラ行って門扉を開けると、バロン・タガログ姿の男が2人。1人は長身なハゲ頭の白人爺!?「朝から恐縮です。ちょっとお話させて頂きたいのですが…」と比人らしき男が手にしてるフォルダを開いてパンフレットの様なモノを見せる、、、どうやら宗教の勧誘みたい。「悪いけど興味ないんで」「ああ、お邪魔してスミマセンでした」「あい」って扉を閉めようとしたら、爺さんが「ゴメンナサイネ」だって(@@; 俺って典型的な日本人顔なんだろうかw フィリピンに暮らして17年目だけど、こんな訪問は初めて。

シャワー浴びて朝食を済ませてから、中古バイクの現物を見にカロオカン市内のアリス宅へ。ローマ法王訪問中による交通規制で、Roxas Boulevard辺りは通行止めだったり混んでるだろうと踏み、マニラ市突破は避け、C-5EDSA経由にて回り道した。大通りを曲がって、路上で上半身裸の少年達がバスケットボールをしている庶民的な住宅街へ入る。ちょいと道に迷ったけど、トライシケルの運ちゃんに住所と名前を告げたら正確な指示を頂けた。思ったよりスムーズな走りだったけど、結局2時間半近くかかり、待ち合わせの午後1時ギリギリ。昼飯の寄り道しないで正解だった。お世辞にも立派とは言えない木造家屋の前に、古いけどピカピカなホンダVFR400Rが停まってる。アリスは大型バイク専門の整備ショップを経営していて、中古車の売買仲介もしている。

着いてほぼ同時に携帯が鳴る。「Bro! サンタ・メサで渋滞にハマってて後30分はかかりそうだ。バイクのオーナーはさっきサンパロックを通過したから、後10分位でそちらへ着くはず。先に彼と話しててくれ」「了解、気をつけて」。遅れる旨をちゃんと連絡してくる比人とか滅多に居ないしw

サリサリでスプライトを飲んでると、向こうから輝かしくライトを灯しながらボウンッ!!ボウウゥ〜!!と重厚なサウンド。。。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

2007年式ヤマハYZF-R6 走行距離約17,000km


前もって色は確認してなかったけど、カッコ良杉。。。腰抜かしそうになったwww
まんま、ケニー・ロバーツ仕様のYZR500じゃん。ひいぃぃぃぃぃ〜





オーナーのレオナルド氏は、マニラ市内で運送業を営んでるとの事。このバイクを売却して、カワサキの1000ccへアップグレードする目論見だとか。「最高時速220km出したことあるYo」「いやいやワタクシは絶対にそんなスピード出しませんw」

跨ってみるも、、、やはり両足が着かない!! よって試乗不可(@@; これは想定していた問題だけど、後輪サスペンションのリンク部調整、シートのアンコ(中身)抜き、タイヤを薄いのに変える事で対応出来る、とアリスが絶対の自信を主張している。「前に、身長155cmのオーナーへスズキGSX-R1000を調整してるんだ。任せてくれ」と。ちょうどアリスが帰って来たので、更に検証を進める。試しにシートを外して跨ると、普通に大丈夫。シートの厚み4cmくらいがネックみたい。車体を揺すってみると、うぉ軽い♪ 前に乗ってたホンダCB400スーパーフォアが乾燥重量約200kgなのと比べてこいつは約160kg。で、パワーは2倍以上って、どんな乗り味なんだろうな〜(´Д`) それにしても、乗車姿勢が戦闘モード全開でビビるわw

ええいっ、アリスに「進めてチョンマゲ」と伝えた。お値段425,000ペソ(約1,126,250円 ※入金を完了した2015年1月20日時点の為替レート)。もう手持ちスッカラカン。来月まで緊縮必至www



投稿者 wax : 20:31 | バイク




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